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| 2011.02.17 Thursday | - | - |

平和と人権を
22:28
昨夜(というか今夜)は何の脈絡もなく、ブログを上げてしまったので補足を。

ここ最近チベット問題が頻繁に報道されています。
チベット暴動という表現をしていますが、正確には暴動ではなく弾圧です。
暴動というと、まるでチベットの民が無差別に暴力行為を行っているかのようで、
これは正確ではありません。

事の発端は3月10日、チベットの僧侶に中国の圧政に対する抗議デモでした。
この非暴力的な活動に対し、中国は無抵抗の彼らを殴り、
催涙弾を発射するなど暴力で答え、多数の僧侶を拘束しました。
これに答えて僧侶達は暴力をやめるように懇願し、ハンガーストライキを興します。
中国はさらに彼らを弾圧し、数名の僧侶が撲殺されて死亡しました。
僧侶を大切にするチベット住民が、怒って暴動を起こしたのが14日です。
中国側は、銃は使っていないという見解を述べていますが、
銃殺による死亡者は既に多数出ています。
また、戦車でひき殺された人もいるそうです。
そして武装警察だけではなく、中国人民解放軍の投与も噂されています。
(ソース:青山氏によるアンカーでの説明)

今回、単なる国家的弾圧ではなく、軍や武装警察の制御が
あまりできていないとの見方もありますが、大事なことは一つ。

チベットの住民が不当な扱いを受けているということです。

中国も、北京オリンピックや台湾総統選を控えて、
神経質になっているという背景もあります。
でもそんなことは関係ありません。
どんな事情があれ、一つの民族に対して、言論・信教の自由を奪い、
十分な教育を受けさせないという事は絶対にしてはならないことです。

じゃあアメリカだってイラク戦争やってイラクの人を弾圧しているじゃないか
という意見を聞くことがあります。
でも、イラクの人はアメリカ軍を非難しても、捕まることはない。
自由に信仰も持てます。
教育だってこれから受ける機会が十分にあります。
特に女性の教育はこれからますます開かれていくでしょう。

人の辛さを比べることはできませんが、チベットは今、非常に深刻な状態です。

チベットの人々は、チベット語を制限され、その魂の拠り所である
ダライ・ラマ法王を讃える事さえ自由にできません。
それどころか、子供達までもが、壁にダライ・ラマ法王に忠誠を誓う言葉を
書いたというだけで、弾圧を受け、死亡者も出ているくらいです。

この弾圧に関して、何も言わず、何らかの意思表示をしないと言うことは、
日本は人権を大切にしない、人の自由を尊重しない国であると
自ら認めてしまうことになります。

福田政権は、殆ど何も意思表示をせずに春に中国との会談を持つようですが、
恐らくそれは日本のためにならないでしょう。

勿論、経済的な国益も大事です。
中国と良好な関係を築くことは日本の利益にはなります。
しかしそれは、対等でなければ、つまり言うべき事を言わなければ
結果として日本の主権を脅かすだけになります。

今回、チベットの方を持つことは何の為にもならないとの意見もありますが、
第二次世界大戦で敗者となった日本だからこそ、今日世界的な潮流である
人権重視の流れに沿って他国のために尽くすことは必ず、
子孫の代で良い結果に繋がることになると思います。

勿論それ以前に、非道な事は断じて許さないという意志が大切です。

現在、チベットは、1950年の中国によるチベット侵攻から
数えて数十万人の犠牲者を出し、今なお難民が増え、その文化は否定され続けています。
先だってラサに通された青海チベット鉄道により、漢民族の入植が増え、
チベット民族は少数化し、チベット女性の強制避妊や中絶によって
子供の数が少なくなっています。

更にひどいのは・・・

チベットでは、ダライ・ラマ法王とそれにつぐ
パンチェン・ラマという宗教的指導者がおられます。
どちらも転生を繰り返し、魂を引き継がれるのですが、
次の転生者の指名は交互に行われます。
1995年、ダライ・ラマ14世がパンチェン・ラマ11世はこの少年である、
と布告したのですが、中国政府は有罪宣告し、バンチェン・ラマ11世を拘束しました。
バンチェン・ラマ11世は当代のダライ・ラマ14世が倒れたときに(不謹慎ですが)
次のダライ・ラマ15世を指名する方です。
つまりパンチェン・ラマ11世がいなければ、次のダライ・ラマ法王は指名されないのです。


ダライ・ラマ法王は決して独立までもは望んでおられません。
外交・防衛権は中国に預ける。
その代わりに宗教と、教育の自由を認めて欲しいのだと。

チベットを支える事は、単に中国を批判するための、ためにする活動ではありません。
中国政府のチベット弾圧に対する抗議なのです。

チベットの人々が、、文化・宗教・教育の自由を得て、安寧の中で暮らせるよう、
無慈悲な虐待を受けることのないよう願う運動です。

右も左も、嫌中も親中も関係ありません。

チベットに自由を。

3月下旬、大規模なチベットフリーデモが各地でありました。

デモに参加するだけでなく、色々な意思表示があります。
私もまずはブログからと思いまして、長々と書いております。
今週中にはチベットでなくなった方々の冥福を祈る、
キャンドル・ライトに行こうと思っています。
4月にデモがあれば参加したいのですが・・・


下のサイトにはチベットを支える様々な手だてや情報がのっています。

チベットを知るために

チベットに平和と自由を

TIBET SUPPORT NETWORK JAPAN(TSNJ)

胡錦濤来日時に日本中をチベット旗だらけにするOFF

youtube、ニコニコでも様々な動画が乗っています。
ちょっと、動画をのっける方法が分からないので(勉強します)
リンクをはりませんが、tibetで検索してみて下さい。

こんな辺境のブログですが、何かお役に立てれば幸いに思います。
また、ブログ管理人の知識は浅薄ですので、何か間違いがあればご指摘お願い致します。



JUGEMテーマ:ニュース



| 2008.03.23 Sunday | 意見 | comments(0) |
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